神風のブログ

三度の飯よりも旅行が大好きな人のブログです。

maimaiでらっくす 全国行脚の旅 第六章 レンタカーを駆使した過酷な限界近畿行脚

前回のあらすじ

いっけなーい!拉致拉致!

私、さっしー。24歳!(当時)どこにでもいる至って普通の行脚er!

でもある時、北陸に向かうマークXに拉致され5都道府県も行脚しちゃってもう大変!

しかもその後岐阜駅で待ち構える次の勢力に拉致されちゃって!?

一体私、これからどうなっちゃうの〜!?!?!?

 

 

これは全米が泣いた、拉致から始まる心冷えるストイックな物語。

 

maimaiでらっくす 全国行脚の旅 第六章 レンタカーを駆使した過酷な限界近畿行脚

今回もどうぞよろしくお願いします。

 

中部行脚の残りを回収する

さて岐阜駅でとある2人に拉致されたさっしー

果たして彼らは一体何者なのか!?

 

今回の登場人物の紹介をするぜ!

 

・おかず

 大阪府在住のオタク。

 過去にニコ生とかしていた時代に繋がったいにしえのオタク。 

 この日のために大阪から駆けつけてくれたイケメン。

 

・きのここ

 愛知県在住の駅メモer。

 備後落合駅で野宿とかするやべーやつ。

 実はこのときが初めてのエンカウント。

 

以上のメンツでお届けするぜ!

 

【34/47】 福井県「ジョイランド敦賀店」 (2019年8月10日)

前回の行脚で長野、新潟、富山、石川、岐阜の行脚を終えたものの、

福井、愛知、三重の行脚がまだ終わっていなかったため、

高速道路で敦賀市内へやってきた。

時刻は22時50分。ギリギリ行脚が間に合いそうです。

こちらのお店はボーリングも併設されているタイプの大きいゲーセン。

さくっと福井県獲得です。

 

???「ねぇさっしー

さっしー「ん?」

 

きのここ「僕もやってみたい」

さっしー「ほう」

「ほう」

「ほう」

「ようこそこちら側の世界へ( ◠‿  ◠ )」

 

こうしてまた一人、こちら側の世界へ誘われてしまいました。

行脚erが増えるよ!!やったねたえちゃn

 

【35/47】 滋賀県「開放倉庫米原店」 (2019年8月11日)

こうなってしまった以上、この先行けるところまで行脚してしまうことに。

気付いたら日付は変わっており、この先営業しているゲーセンも限られる。

そんな中、車の少ない夜道を走り続けた。

そして到着したのはこちらのお店。九州等でよく見かけるマンガ倉庫を彷彿とさせる、

ゲーセンと中古グッズ販売店が合体したようなお店。

行脚当時は午前2時まで営業していたので行脚が可能であった。

さすがに時間が深夜なだけあって人は全くいませんでした。

おかず講師によるきのここへのマンツーマンmaimaiレッスンが始まりました。

 

行けるところまで行く、それが行脚

時刻は深夜2時を回ろうとしている頃。街灯のない道をひたすら進む。

単調な道は睡魔との勝負。小学生以下のしょうもない生産性の無い会話をして、

眠気を覚まそうとしますが、いよいよ3人は強烈な眠気に襲われダウン寸前に。

そしてようやくラウンドワン特有のボウリングのピンが見えてきました。

今日はここで終了にします。

 

なお、到着したラウンドワンはこの時間にアミューズメントの営業をしておらず

ラウンドワンの駐車場で仮眠するということになりました。

エンジンを切り、まるでパズルのように体勢を変えながら男3人が寝ます。

 

しかしこんな狭い車内に男3人・・・

ナニも起きないはずがなく・・・♂

 

【36/47】 三重県ラウンドワンみえ・川越店」 (2019年8月11日)

ゆうべはお楽しみじゃありませんでした。

 

ぐっしょり濡れたシャツ、不快感MAXの滝汗をかいた最悪の状態で目が覚めました。

屋根があるとはいえ時期は真夏で車内に男3人。涼しいわけが無い。

目が覚めてこのままじゃ熱中症でくたばると命の危険を感じたためエンジンをつける。

水分を補給して冷房で冷えたところで行脚をすべく店内へ。

よく考えたら店内の方が涼しいんだよなぁ・・・

 

maimaiは無事にGETしたが、ここでトラブル発生。

 

ちょっと待って!?

WACCAがないやん

 

始まりました、ラウンドワンなのにWACCAがない事件です。

このブログを最初から読んでいる方なら既におわかりでしょう。

「maimaiでらっくす 全国行脚の旅 第三章 沖縄・九州一周弾丸拉致行脚」

この時に福岡、熊本とラウワンで行脚したのにWACCAが設置されておらず、

別の店舗へ行くことになってしまったという事件。

ろくに下調べもせず、ラウワンなら置いてあると過信していると痛い目を見ますので、

皆さんは必ず下調べをしっかりしましょう。おじさんとの約束です。

まぁ行くはずなかった別の店舗も行脚できるので、たまりませんね(アヘ顔)

 

余談ですが、我々の間でこの現象を「稚内」と呼んでいます。

 

ということでWACCAのために四日市のYAZ WORLDへ来ました。

無事に行脚完了です。

伊勢エビ食べたいです。

 

【37/47】 奈良県「アミパラ橿原店」 (2019年8月11日)

車を運転していたため、写真を撮ることもできず特に見所もないまま奈良に到着。

強いて言えば車内で淫夢語録が飛び交っていたぐらいです。

この日は本当に暑くて車から降りたくないからか謎に車から撮った写真が多くて、

今ブログを書きながらなんでこんなに駐車場の写真が多いのか困惑しています。

ここのお店は比較的空いていたので行脚も特に苦労することなくささっとできました。

奈良県GETです。

 

余談ですが、橿原や天理周辺に天理ラーメンという少し辛いラーメンがあるのですが、

それがとてもおいしいので気になった方は是非いってみてください。

「彩華ラーメン」というお店が特に自分のお気に入りです。

 

想定外のハプニング

奈良の行脚を終えた我々は次の行脚をすべく細い道を進む。

しかし、渋滞に巻き込まれて時間を要していた。

信号待ちにしてはあまりにも長い。

すると次の瞬間、前の車が次々と転回して戻っていく。

さすがにおかしいと考え前の方へ詰め寄ると・・・

車が脱輪していました。

すぐさま駆けつけ、偶然横を通り過ぎたツーリング集団もバイクを下りて、

大人数で車を持ち上げてなんとか引き上げることに成功。

現場がガードレールの無い崖とかじゃなくてよかった。

 

【38/47】 和歌山県「ユーズランド和歌山店」 (2019年8月11日)

思いもよらぬハプニングがあったものの、その後は順調で和歌山へ到着した。

和歌山県を行脚するうえで鉄道行脚er御用達のユーズランドへやってきました。

さすがお盆期間中のイオン、かつてないほどの大混雑です。

maimaiとWACCA全て終わらすまでに1時間以上かかってしまいました。

このあとの旅程崩壊を防ぐ為に、お昼ご飯をコンビニへと変更。

全員の行脚が完了したと同時に早急に次の目的地へ向かうことにする。

 

次なる目的地はどこ?

さぁ岐阜を出発して福井→滋賀→三重→奈良→和歌山と中々アホなルートで来ました。

 

では残りの近畿地方を回収するべくここからは北上をしていこうではないか。

???「ここに水があるじゃろ?」

 

 

さっしー「あれ・・・?ちょっと待って、ここ海やん。海にきて何をするんだい?」

 

 

???「ここを曲がってこうして、こうじゃ」

嘘だよな?

 

ということで急遽四国行きが決まってしまいました。

しかもあと30分以内に出港するらしい。タイミング良すぎだろ。

岐阜で借りた車を船に乗せて、和歌山から徳島を目指します。

近畿行脚というタイトルで始めたこの記事ですが、

ここまで中部2県、近畿3県、このあと四国というタイトル詐欺も甚だしい結果に。

船内は結構な混雑具合。

和歌山と徳島を往復するフェリーは結構な需要があるようです。

冷えてます!

この暑い季節に海風を浴びながらキンキンに冷えたお酒を流し込みたいが、

ここで呑むと行脚終了人生終了してしまうのでコンビニで買ったジュースで我慢。

穏やかな和歌山湾を進むと綺麗な夕日を拝むことが出来た。

およそ2時間半ほどの船旅で徳島港に到着した。

船は雑魚寝が可能なのでここまで寝不足だった我々にとって、

束の間の落ち着ける瞬間であった。

 

【39/47】 徳島県「PALO小松島店」 (2019年8月11日)

大半の行脚erがラウンドワン徳島・万代店で行脚をするが、

WACCA稼働初期の頃は「PALO小松島店」が徳島県唯一の設置店舗であったため、

徳島でWACCAを行脚する為にはここに立ち寄ることが必要不可欠であった。

駅から徒歩15分程度なのでアクセスはしやすい方だけど、

JR牟岐線なので本数は少ないので結果として時間が噛み合いにくい。

果たして何人の行脚erがWACCAのためにここの店舗で行脚をしただろうか。

市内からも離れているために店内は空いていた。

岐阜を出発してまさか四国までたどり着けるとは思ってもいなかった。

おかずときのここも各々行脚を済ませた。

 

ご褒美を求めて四国横断

さてここからどのルートを辿るべきなのか議論が始まる。

高知へ行くか愛媛へ行くか香川へ行くか。

 

しかし昨晩は車中泊

寝不足でここまでほぼ車に揺られていた3人はグロッキーな状態になっていた。

もはやここで今日は終了か?3人の瞳の光が消えかかっていたとき。

 

ここまでの過酷な旅程をこなしている我々にそろそろご褒美があってもいいのでは?

 

そういえばそうだ。朝飯、昼飯とここまでコンビニのご飯しか食べていない。

脳と身体を動かし空腹をしのぐためだけ最低限の行為しかしていなかった。

 

つまりそこから導き出される答えは・・・

「温泉のある健康ランドで温泉に癒やされ、おいしいものを食べること」

 

そういえば過去にtakumiが神すぎるって言っていた健康ランドって愛媛にあったよな?

結論

3人「愛媛県だな」

 

ここで3人とも瞳の光を取り戻し希望に満ちあふれる。

しかし懸念することがあった。

 

ここの健康ランドは食事のラストオーダーが22時半(当時)だということ。

現在時間は19時40分を過ぎたところである。

2時間39分である。

少しの渋滞も許されない状況である。

 

 

 

・・・

 

 

 

3人「やってやろうじゃねぇかよ!」

こうしてさっしージャパンによる愛媛県健康ランドRTAの火蓋が切られた。

 

愛媛県健康ランドRTAと幸せの晩餐会

3人は完全に覚醒し、うまい料理が食えることを信じて各々が連携プレイを取る。

より早い経路の検索、渋滞情報の確認、駅メモをポチポチするオタク。

無論休憩している余裕はないので無休憩で必死で目的地まで走り続けた。

そして到着したのは22時10分頃。なんとか間に合ったのだ。

3人とも完全に燃え尽きて魂が出かかっていた。

早速食事を注文した。

うっひょおおおおお~~~~~~~~!

鯛飯じゃあ~~~~~~!

テーブルの上には鳥刺し、炊き込み鯛飯、天ぷら、お刺身など豪華な料理が並びます。

必死に約200kmの道のりを無休憩で頑張った甲斐がありました。

3人は愛媛県の料理に舌鼓を打ち、大満足しました。

 

改めて今日の移動履歴を確認して大爆笑する3人でした。

 

 

この後温泉でゆっくり身体を癒やし、お酒も呑み最高の状態に。

やはりこういったご褒美があるから旅はやめられない。

 

 

そんな幸せな時間に浸りながら明日の予定を話し合う。

最高のひとときのあまり、

「ゲーセン行脚もう終わりでいいか!」とか、

「いっそ愛媛でもう1泊するか笑」なんて冗談交じりに会話をしていた。

 

 

おかず「いや、レンタカー明後日の朝までに岐阜に返さないとあかんよ?」

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

え?「ぼく」

 

 

過酷な限界行脚はあともうちょっとだけ続くんじゃ・・・

 

次回「maimaiでらっくす 全国行脚の旅 第七章 四国編」です、お楽しみに!